《12月26日(木)のレタラ》

《12月26日のレタラ》

明けましておめでとうございます。

2025年が始まりました！

新年初更新ですよ！

レタラは1月6日から仕事始めになります。

・・・正月太りしないかしら(;'∀')

 

さて、今回ご紹介するのはルールあそび（AM）とルールあそび（PM）の活動です。

 

AM：ルールあそび

今回のルールあそびの主な目的としては「順番を理解する、気持ちの切り替えをする」です。

内容としては、すごろくになります。

すごろくは古典的なルールあそびとして昔からありますよね。

一人ひとりがサイコロを転がし、出た目だけ進むというわけですが、ゴールを目指すが故に順位もついてしまうものです。

自分の思い通りにならない世界が目の前で展開されていくようなところがあるので、勝ち負けにこだわる子たちにとってはパニックになる可能性も十分にあるんですよ。

実際にこういったゲームでパニックを起こす子はたくさん見てきました。

今回はどうかなと思って見ていましたが、こだわりの強い子が多いので、案の定な部分はありました。

ただ、それは勝ち負けのこだわりもありますが、

　「いつも勝てることはない」

　「負けることもある」

ということを知ってもらい、気持ちを切り替える練習をできる機会にもなりますので、バンバン練習してもらいましょう！

そんな一面もありましたが、すごろく自体はみんな楽しんでくれていました。

　「サイコロの○を出したい！」

　「すごろくのコースを変える権利を使う！」

などと盛り上がっていました(*'▽')

何よりそれぞれが1位を取れるという奇跡的な展開ができたので、負けても勝っても楽しむことができていました。

 

PM：ルールあそび

今回のルールあそびの主な目的は「順番を守る、記憶力の向上」です。

内容としては、神経衰弱になります。

神経衰弱の療育的な目的は以前ご紹介しておりますので、そちらを見てください。

今回もワーキングメモリー（作動記憶・作業記憶）を使ってもらいましょう！

利用児童が増えたこともあり、子どもたちにとってはちょうどよいくらいの順番待ち時間とワーキングメモリーの刺激量になるかと思います。

幼児さんと小学生では能力的に差がありますので、そこも加味したうえでスタッフがサポートしたりして、バランスよくできるかたちになったのではないでしょうか。

今回はマ○オの柄を使ったので、子どもたちもキャラクターを知っているから、勝ち負けよりキャラクターを揃えたいというこだわりが目立ちましたね。

それもありです。

勝ち負けにこだわる子もいれば、キャラクターにこだわる子もいるのが、特性＝個性でもあるでしょうからね。

もちろんこだわると、それがダメだった時にはパニック気味になることが多いですが、それもAMの活動で挙げたように「そういうときもある」ということを知ってもらい、切り替えられるようになっていくことが大事だと考えています。

その他にも、どこに何があるかをお互いにアドバイスしたりする場面も見られ、それに対してしっかりと「ありがとう」と言えたり、アドバイスしたことが間違いだった場合に「ごめんね」と言える場面が見られ、少しずつ社会性が身についてきているんだなと感じられました。

小さな子もいましたので、ペアをなかなか揃えられない終盤にみんなで「○○が△△にあるよ」と成功体験をさせてあげようとしていた場面も見られ、レタラの中の人は一人で勝手に心温まっていました(´▽｀*)

 

さて、次回もなるはやで更新していきますよ！

早くスタッフ紹介もしたいですしね(笑)